さまざまな保険

損害保険に関しての基礎知識を記載いたします。「損害保険」とは、偶然におこる事故(自然による災害・火災・自動車事故・海難事故等)により発生してしまった損害に対して補償される保険の事を指します。「損害保険」には、ざっくりいうと、火災保険・地震保険・自動車保険・傷害保険等といった「ノンマリン分野」と呼ばれるもの、貨物保険・船舶保険等といった「マリン分野」とに分けられます。

 

また、「損害保険」というものは、生命保険と相違点があります。それは、実際に起きた損害の金額に対してのみの補償をする支払いが原則になっているという事です。従って、損害の金額がどんなに大きくても上限というものが決まった支払いになります。今から、損害保険の契約時に使用されている用語について、説明していきたいと思います。「保険の目的」という用語は、保険をかける対象という意味です。例えば火災保険の場合、建物・家財といったものが対象ということです。「被保険利益」は、契約した者とその対象との利害関係を指しています。

 

例えば、自宅にて火災が起きた際、家主は何らかの損害があるでしょう。この「家主」「家」「損害」の関係性が「被保険利益」にという事です。これの補償には、「損害保険契約」が関わってきます。「損害保険契約」の重要なポイントとして、これがないのであれば契約は不可能です。「保険価格」は、被保険利益に対しての評価の価格です。つまり、損害が発生した場合に受ける損害の金額の最高値の事です。「保険金額」は、損害が発生した場合に支払いが行われる最高限度額という事です。基本的に、上記の保険価格と同様ということになります。

 

しかし、保険金額は契約時に決定する金額という事もあり、どの程度の内容にするかによって、「保険価格」との関係とも違ってきます。「再調達価格」は、保険の対象物となるものと同様のものを購入するのにかかる金額です(ただし現時点での価格)。「時価額」は、現時点での評価されている金額です。損害保険では、この「時価額」を基準に、保険金を計算されてしまうという場合がほとんどです。「通知義務」は、契約後に生じた重要項目の変更があった際に契約者自身が保険会社へそのことを連絡・報告する義務のことです。これは、損害保険が、危険度の割合に応じて保険金額の負担というものが出されるためです。

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